Sunset citrouille
引きこもり野鳥に出会う
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【 注意! 】
●このページで語られていることは素人の感想です。専門家の意見ではなく学術的(?)根拠などはありません。


●生物を見かけた場所や撮影された場所については詳しくお教えすることができません。
これは私のプライバシーだけではなく、
「その場所に行けば○○が見られる」と知れ渡れば、
そこに人が集まり、生物や周囲に住む人間の生活環境を乱してしまう可能性があるので、
(もともと観光スポットならばともかく)野生動物の撮影マナーとしてお教えすることができないということです。

「お前が行くのはいいのかよ」に関しては個人が撮影に行くのと
広く情報が知れ渡って不特定多数の人が行く(可能性がある)のとでは全然違います。
まあそんなに珍しい野鳥と会うことはないと思うけどね〜。


一部の写真は拡大できます。
右クリックから「画像を開く」とかで見てくださいw


鳥の変な瞬間を激写したい私
変な瞬間
左上からゴジュウカラ、マガモ(オス)、スズメ、たぶんコガラ


カワガラス
この記事を作ろうと思ったきっかけは、久しぶりに外を歩いたときに見たカワガラスでした。
橋の上から川を見やったら水面がバシャバシャ波打っていたので、
『大きな魚でもいるのかな?』と思ってよく見てみる気になりましたら、
水の中に銀色の羽を広げた魚がいました。
最初本当に魚だと思っていたんです!(笑)
その瞬間は激写できなかったのでイメージ図です。

カワガラス潜水イメージ

淡水にもトビウオがいるのかなと思って(わりとガチ)しばらく見ていたら
水面から黒い鳥が出てきてビックリ!
魚道っていうのでしょうか、川に段々を作るブロックの上に黒い鳥が上陸したのです。
スマホしか持ってなかったのでひどい写真ですが、これが目撃した鳥(カワガラス)です。

カワガラス

少なくとも白い鳥かと思っていたので何重にも驚きました。
その鳥は小魚を咥えていて、何度か頭を振って地面に打ち付けて殺しているようでした。
(耳の水を抜いていたのかも?w)
その器用な様子や、水中のキラキラしたシルエットに感動して、
あとで調べようと思い、写真を撮ってみましたが…スマホでは全然ズームができず^^;
この出来事のあとからバッグにデジカメを入れることにしました。

カワガラス

リアルポケモンスナップとして鳥の写真を撮るのために外へ出たときに周囲を見渡すようになります。


カラス
もともと学校や会社以外引きこもり傾向だった私も、気軽に行ける大通公園へ植物の写真を撮りに行くことがありました。
ある出来事がきっかけで外出はめっきり減り、買い出しも夜に行くようになってしまいました…。

カラス
※背景にいた人を雑に消しています

ハシブトガラスかハシボソガラスかはわかりません。
カラスは嫌いです(きっぱり)
ある春の日、カメラを持って12丁目の資料館の裏の庭を歩いているとハトが一斉に飛び立ち、
後頭部に何かがぶつかりました。

資料館の裏の庭

そのときは間抜けなハトがぶつかったのだと思いましたが、
数歩歩くうちにまた後頭部にあたりました。
3回目くらいでカラスに襲われていることに気づきました。

冤罪のハト。カワラバト(ドバト)

慌てて走って庭を抜けてもまだカラスの羽の音が迫り、後頭部にぶつかります。
資料館の横を通る間もまだ追ってくるので羽の音が近づくタイミングに合わせて頭を下げて避けたりもしましたが、
庭から正面側まで追われ、道路を挟んで南側にあるセブンイレブンに逃げ込んでやっと撒くことができました。
(あのセブンは命の恩人だと思っている)

外でピクニック的にごはんを食べるつもりだったのが、
ハトの羽ばたく音ですら怖くなってしまい、鳥の羽の音で条件反射的にビクつくようになってしまいました。
家につく前に何となしに頭を触って気づいたのですが、
頭から血が出ていました。

その後いろいろ調べたところによると、カラスは後頭部を狙い、かぎづめでひっかくようです。
(その頃の自分は会社員でおおごとにしたくなく、知識もなかったのでいま思うとおつむが残念ですが、
保健所に通報しろ〜! 病院に行け〜! 破傷風とかになったらどうすんだ! 大丈夫だったけど…。)
その後日、私の警戒心が伝わったのか会社の近くの公園でもカラスに追われ、精神的に追い詰められました。

こういう写真を撮りたかっただけなのに…

通勤中は地獄でした。
ゴミ漁り待機のカラスたちの羽の音や鳴き声にビクつき、
ハトやスズメの羽ばたきにさえ身を縮める日々を送りました。
つまり、私はカラスが憎いのです。
最近は前ほど震えたりしなくなりましたが、いまも日中の外出は帽子をかぶらないと怖いです。

私の名誉のために書いておきますが、
カラスに石を投げたとか巣をつついて落としたとか声を上げたとか、そういったことは一切やっておりません。
大通公園には「子育て中のカラスが人を襲うことがあるので注意」的な張り紙をする時期があります。
これを読んでいる方も、カラスには十分ご注意ください!
帽子や傘でガードする。腕を上げる(翼が当たるのが嫌だから来ない)などの対策があるようです。
地面にいるカラスと目が合ったら追われます(たぶん)


スズメ
くちばしが黄色いのは幼いスズメ。体毛も色が薄い。
鳩もそうだけど、田舎のと違って人間が近くにいても平然としておる。

スズメは集団でいるイメージ

バラに乗って何か(アブラムシ?)をついばむスズメ

年齢?別



セグロカモメとウミネコ
小樽に旅行に行ったときにカモメの写真を撮りました。
家に帰って見比べてみるとちょっと違うということに気づきました。

セグロカモメ

小樽運河の絵を描くおじいさんに興味津々?なセグロカモメ

足が黄色の子の写真もあり、種類が違うのだと気付きました。

ウミネコ

水に浮かぶウミネコ


よく似た2種を並べて比べてみました。

でもこうなるともうわからんよね。(カワウかウミウの鵜の仲間っぽい)



ガラ系の鳥
ガラ系ってなんやねんという話ですが、
ゴジュウカラ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラなどの
「〜ガラ(カラ)」と名のつく小鳥をガラケーと(意味なく)かけてガラ系と私が勝手に呼んでいます。
姿が似ている種類もいるのでまとめて紹介します。

ゴジュウカラ

ゴジュウカラは先に上げた中では一番見た目が違うので覚えやすい野鳥です。
頭から尾にかけて背面がブルーグレーで、腹は白、
目もくちばしも黒、くちばしから目の周り頬にかけて黒いラインがあり、クール系な見た目。

どこにいたのかわかりましたか?

のちに紹介するシジュウカラなどとは異なり、スリムな体躯に見えます。
とくにくちばしが細長いので名前とは裏腹に違う種類なんじゃねぇの? と思います。

シジュウカラ

シジュウカラは背面が黄色っぽい色が入っているので、背面を見たら比較的容易に判別できます。
判別しにくい2種類をまとめて並べます。写真の見づらさもあるので備忘録的なものだと思ってください。

コガラ

ヒガラ

コガラは冠羽がなく、のど元の黒い範囲が狭い。
ヒガラは冠羽があり、のど元の黒い範囲が広く、背中側まで黒いラインでつながっている。
シジュウカラとヒガラとコガラはアングルなどによっては判別しにくいです。
シジュウカラは胸から腹にかけて黒いラインがあり、先にも書いたように背中に色彩があるのでわかりやすいですが、
ヒガラは冠羽があるとは言いつつ場合によっては冠羽が分かりにくい場合もあり、
正面で腹が見えていないとヒガラかシジュウカラか判別しにくいです。
ヒガラとコガラは背面や腹面は非常に似通っていて遠めだったり動いているとなかなか見分けにくいのです。
ちなみにハシブトガラというコガラの亜種がいるのですが、
私自身見分けがつかないので割愛します。コガラです(ゴリ押し)

ヤマガラ

ヤマガラはかつて人間に飼われ芸を教えられていたという歴史がある、
比較的人懐っこい(と思われる)野鳥です。


ヤマガラは腹の側面(?)が茶色っぽく背側にも茶色の部分があります。
また顔の白い範囲が広いのでコガラなどと見分けやすいと思います。

初遭遇時の写真

私はヤマガラという鳥がいることを知らず、腹のオレンジというか茶色を見て、
『ジョウビタキだ!』と思って写真を撮っていました。
家に帰って写真をよく見たら『全然ジョウビタキじゃない!』ってなりました。
見つけたときって遠目で焦って撮ってたりするので印象でしか判断してないんですよね(苦笑)
肉眼で種類が判別できるようになりたい。

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