CGイラストから「ハイまた俺の勝ちね〜!」のメイキングです。
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【 使用ソフト 】
・CLIP STUDIO PAINT EX
・Adobe Photoshop
診断のキャラのつもりだったのですが、描き終わったあとに読んだら全然違ってて、
完全なオリジナル作品になりました^^;
いつもちょっとずつ間違えているくらいなのに、何をどう勘違いしたのか…(´・ω・`)
某SNSで反応がよかったのでメイキングに起用しました。
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ここに説明が出ます。 |
1.ラフ〜線画描き
ラフ〜線画はクリップスタジオでやりました。
最初4:3で描いていたようで左側がぶつりと切れています。
ラフの時点ではカメラ目線でウインクで星が飛んでいますね。
あとで「なんだこれ?」となりそうなものは字で書いてあります。
下の文字は「そでまくり」と書いています。線画の段階でイカサマ疑惑対策で袖をまくっています。
賭けに勝っている主人公と、反対側に(見えませんが)怒っている対戦相手、
乱れ飛ぶコインと覗いているギャラリーという要素がラフの時点で決まっていたようです。
線画が終わったところ。
2.人物の塗り
ここからはフォトショップで色を塗っていきます。
パーツごとに塗り分けます。これを選択範囲と呼んでいます。基本的には1色1レイヤーです。
1段目の影と、瞳には明るい色を入れています。
本来は顔→肌→髪→服みたいな順番で塗っていますが、長くなってしまうので影の段階ごとのスクショにしています。
2段目の影とハイライトを入れました。髪がすごい色ですね。
線画の色を調整します。これを色トレスと呼んでいます。
髪も数本描き足しました。
これだけでだいぶ印象が変りますよね。
3.背景の塗り
背景の人物はクリップスタジオで描きました。
フォトショップに戻って細かい描き込み、雰囲気を演出。
トランプのゲームなので手前にテーブルを描き、レンズのボケ感をプラス。
全体的な効果を入れます。カジノとか行ったことありませんが、色っぽい感じを目指しました。
コインの位置は決まっていましたのでテクスチャを作ります。
コインの厚みの範囲を取って線画を起こしました。描いたものの線画は使いませんでした…。
厚みに影を塗って、テクスチャを貼り込みました。
厚み部分にもテクスチャを貼り、ハイライトを足して金属の感じを出します。
できたコインを複製統合して、ぼかし(移動)をかけ、飛んでる感じに。
金属にマンガちっくなキラキラを描いて完成です。
【トランプの模様とコインの模様】
トランプの模様は以前作った素材とフォトショップのシェイプの組み合わせて作りました。
コインは画像検索でコインのデザインを見ていろいろ考えました。
「エクセレントグラウンドゴールド」とはいったい…。
今回テクスチャは覆い焼きで貼り付けることにしたので黒っぽく作っています。
シェイプや文字にレイヤースタイルで立体感をつけています。
互換性やファイルサイズの問題があり、ふだんはあまり使いませんが、
レイヤースタイルを覚えると便利ですよね。今回とても役に立ちました。
顔部分の原寸サイズ。
反省会
・背景がザツ
・本物の金貨で賭博はしない?(チップだと絵的に映えない?)
・パースがあってない。テーブルとイスの高さなど
・手前のテーブルにチップやトランプがあってもよかったかな
・エース一枚で勝てるトランプのゲームとは…?
そこまで考えてなかった(´・ω・`)
感想
いま見ると粗が目立ちますが、
描いているときはふだんの薄っぺらい絵と違って
「シーンを切り取ってる」感じで楽しい絵だなと思ってました。
今後も前後のある感じの絵を描きたいです。